原子力損害賠償紛争解決センターへの申立等について(2012年5月)
2012-06-02
2012年(平成24年)5月31日
原子力損害賠償紛争解決センターへの申立等について
ふくしま原発損害賠償弁護団
1 ふくしま原発損害賠償弁護団は、2011年(平成23年)11月30日に、福島県弁護士会各支部所属の弁護士が集まって、事業者、非事業者を問わず、被害にあった方々の完全賠償を実現するために設立された弁護団(現在の弁護士数は52名)です。
2 ふくしま原発損害賠償弁護団では、本日、原子力損害賠償紛争解決センター福島事務所(郡山市方八町1-2-10郡中東口ビル2階)に計7件の和解仲介申立を行いました。
申立をするのは、個人の方が5世帯18名、法人2名です。
個人の方は、警戒区域となっている大熊町に居住されていた3世帯、同じく警戒区域に指定された浪江町にお住まいだった1世帯、計画的避難区域となった飯舘村に居住されていた1世帯です。その請求総額は、計約1億3900万円となります。
法人は、NPO法人と南相馬市内の食品卸・製造を業とする株式会社で、いずれも風評被害等による損害計約1億2500万円を請求するものです。
3 当弁護団は、今後も逐次、原子力損害賠償紛争解決センターへの申立をしていく予定です。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
ふくしま原発損害賠償弁護団
共同代表 弁護士 岩 渕 敬
共同代表 弁護士 齊 藤 正 俊
事務局長 弁護士 渡 邊 真 也
弁護団電話:024-922-2974
*原子力損害賠償紛争解決センターへの申立等について、過去の活動状況については、こちらをご参照ください。
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