ご挨拶  

2011年3月11日の東日本大震災とこれに引き続く東京電力福島第一原発の事故により、浜通りを中心として多くの福島県民が避難を余儀なくされ、今なお甚大な被害を受け続けています。

福島県弁護士会の会員は、日弁連をはじめとした他の弁護士会の支援を受けながら、避難所等での相談活動や賠償説明会などを行ってきましたが、2011年9月から原子力損害賠償紛争解決センターへの和解仲介申立手続が始まり、それまで以上に原発被害者の方々へのサポートと原発被害を掘り起こしていく活動が必要になってきたと考えるに至りました。

そこで、私たちは福島県弁護士会の有志に呼びかけ、長期にわたって継続するかもしれない原発被害の掘り起こしと原発事故の被害者の方々の受けた被害の完全賠償を求めていくために地元弁護士による「ふくしま原発損害賠償弁護団」を立ち上げました。

大気や海洋等への放射性物質の大量放出により福島県の環境が破壊され、広範囲にわたって地域のコミュニティが破壊され、人々の生活や生業が破壊されています。賠償金の支払だけで解決する問題ではありませんが、まず、どのような賠償であってもあきらめることなく、被害者の実情に応じた完全賠償を求めて活動してまいりたいと思います。

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